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いつことだったか上司に、「キミ、読書はHOBBYに入らないよ。読書なんてものは、教養人なら誰でもやっていることだよ。さもなければ庶民の娯楽さ。HOBBYというからには、他人が簡単にはまねのできない遊びであって、それに没頭すると、女房も子供も忘れてしまうようなものでなくっちゃあ。」　といわれてから人事調書の趣味欄に「読書」と書くのを止めていますが、「モイチとかずこのHOBBY PAGE」では敢えて「読書のページ」を作りました。
理由は簡単。わたしがここで取り上げるのは、仕事のためや教養を身につけるためのものではなく、日頃のストレスを解消し、文字通り寝食を忘れて没頭することの出来る類の本について、自分なりにいろいろ考察してみたいからです。
わたしは、いつか小説を書いてみたい、英米の小説を翻訳してみたい、そしてそれらを出版してみたいと思っております。したがって、ベストセラー小説やPaperbacksを読むときは、どうしてもそういう観点から見てしまいます。
それでも時には、小説のStorytellingに迫力があり、冒頭から引き込まれてしまい、気が付いたら読み終わっていたということもあります。そういう場合は、自分にはとてもこんな小説は書けない、この迫力を翻訳して出すのは至難、とシャッポを脱ぐほかありません。
この「読書のページ」では、国内のベストセラー小説と英米の Paperbacks Bestseller をできるだけたくさん読んで、わたしの読後感を披露していきたいと思います。